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教育インターンシップ

 教育の現場は今日さまざまな問題や課題を抱えている。「学力低下」、「授業崩壊」、「キレやすい子ども」、「特別支援教育」など複雑化する問題の背景には何があるのか。教育職員免許法に定められた最低単位数の学科目を履修して教職に就くという従来型のコースでは教育現場に対する認識や理解が不十分であって、子どもや保護者に向き合ってさまざまな指導や対応にあたることは難しいのではないか。また社会の要求や変化に対応できる、専門職にふさわしい教員の能力を身につけ、いかに自らのライフステージに応じて教員の実像を形成するのか。教員養成の責任を担う大学にとってもこれらは大きな関心事である。

 早稲田大学教員養成GPでは、現在の早稲田大学の開放制教員養成の履修環境を活かし、さらに(1)深い人間理解に立脚して広く教育・指導することのできる臨床的教育能力、(2)教科内容について専門的な知識を持ち生徒に指導・習得させることのできる教科指導能力、(3)保護者や地域住民、他の教員、専門家や専門機関とのコミュニケーションをとることのできる社会的連携能力など、高度にして広域的な専門性を有する教員を養成することを志向した。その大きな柱となるプログラムが、「インテンシブコース」に他ならない。

 本「インテンシブコース」は、教員就職を志望する学生を対象として開設した。“真の教師”になりたい学生の意欲的な履修を期待して開設したものである。

 従来の教職課程科目とは別に、コース内の3つの科目群―「人間理解基盤科目」、「学習指導基盤科目」、「教育インターンシップ」を設置した。これらの履修と実習を通じて、さまざまな生徒を教育的に“診断(理解)”でき、また教育的な“処方箋(指導案)”を策定でき、そして教育的な“治療(指導)行程”を明示し実践できる能力を有する教員の養成を目指している。今日教育現場で必要とされ、また社会から要望されている教員は、まさにこのような能力を身につけた教員に他ならない。

 2005年度は、次年度に正規スタートするプログラムのプレ・カリキュラムとして実施した。2006年度前期は、学生の教育実習期間との兼ね合いから、圧縮版のカリキュラムを提供した、2006年度後期にはフルバージョンのカリキュラムを実施した。なお、これらのコース修了者には、各履修内容に対応した履修証明書を発行した。

 ■ 人間理解基盤科目

 ■ 学習指導基礎科目

 ■ 教育インターンシップ


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